
9月3日(水) 天気が良さそうなので出掛ける。5時19分の列車にのり、袋田を目指す。

小説が面白かったので、途中退屈せずに9時2分水戸に着く。水郡線に乗る。列車はディーゼルの汽車で、久慈川沿いのかなり緑がうっそうとしている山深い路線を走り、10時31分袋田駅に着く。

目指すは、日本三名瀑の一つ「袋田の滝」

高さ120m幅73m 4段に落下する滝、西行法師が四季毎に来ないと真の風趣は味わえないと絶賛したことから別名四度の滝ともよばれているそうな。
今でも相当山深い所にあるのに平安時代に西行法師が来て、どこからこの滝を鑑賞したのだろうか。
「花もみち よこたてにして山姫の 錦織出す 袋田の滝」 西行

帰りのバスの時間まで相当時間があったので、長い階段を上り生瀬の滝も鑑賞する。

気温21度、緑の風が心地よい。今年の夏もおしまいか。バスを待つ間、ぼけっと緑を観賞しながら、ランドスケープミュージックを聴き悦に入る。こういうシチュエーションなら美酒が美味いが、酒は無し。

帰りの水郡線も待ち時間が30分以上。駅の回りは酒屋が一軒営業しているのみ。観光客の為バスのダイヤも考えたほうが良いだろう。
やっぱ日本は良い。