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年の暮れ せわし急がし 宴のあと

12月30日(木)より1月3日(月)まで年末・年始の休業です。

1月4日(火)より通常どうり営業いたします。


来る年も
縁あり人の
喜びを
我想いつつ
日々を励まん

それでは良い正月をお迎え下さい。


川原湯の 宿の足跡 氷張る

共同風呂

12月23日は、天気も良いし、本も読みたい。上毛の山でも登るかと出かけるが、上越線から見える右手の赤城は、ガスが掛かっており、左手の榛名は、雪が積もっている。で、今回も吾妻線を行く...。

先週から、30年ぶりくらいに「坂の上の雲」を読み直している。吾妻線に入った頃、正岡子規の項になる。

五月雨をあつめて早し最上川(芭蕉)    五月雨や大河を集めて家二軒(蕪村)

子規曰く、この二句をならべれば、蕪村の句のほうがまさっている。俳句は詠みあげられたときに決定的に情景が出て来ねばならず、絵画的でなければならない。つまり「写生」でなければならないと。

芭蕉の句のほうが味わい深いような気がするが、そんなものかなと思い、車窓の外に目をやり、浮かんだ...。

吾妻や 遥か彼方に 白浅間

中学或いは高校以来、俳句を詠んだぞなもし。

さて、先週は、草津に行ったので、1年振りに川原湯温泉で下車する。紅葉の名所、吾妻渓谷をしばし散策し温泉街へ向かう。この温泉、JRのみで行ける温泉の中で一番好きである。ただお湯が熱いので、夏は遠慮したいが。

吾妻渓谷  吾妻渓谷1

前回のときよりも旅館や店舗が解体され無くなっている。来るたびごとに、寂れてきたが、今回は特に目立つ。八ッ場ダムの建設が、暗礁に乗り上げ、廃業した人やダム後の代替地に移っていく人々...。政策に翻弄されている方々への同情は禁じえない。

川原湯の 宿の足跡 氷張る

第三者の無責任の立場から言わせてもらうが、水源・治水などの問題が無いのであれば、ダムは作って欲しくない。この日本の原風景ともいえるのどかな景観は保存して欲しい。大自然の中に、突如現れる人口的なダムには、いつも違和感を覚えるし、美しくない。

のどかな風景  聖天様露天風呂

川原湯温泉の廃れ方には心が痛む。この温泉は、名湯草津にも勝るとも劣らないほどの良質の温泉であり、首都圏からのアクセスも悪くは無い。日本全国、もっと悪い条件で頑張っている地域は少なくない。いち早くダムの事は、解決し、恵まれた資源を活用すれば、日本でも有数の元気のある温泉地になるであろう。現国交相の馬渕氏は、私と同学年、同大学出身なので、頑張って欲しいが、...やはり地元出身の山本一太氏、小渕女史に期待したい。

風呂  満足

祝日であったが、お気に入りの温泉(PH7.3 79.3℃)は、ずっと貸しきり状態で極上のお湯を十分に堪能させていただき、今回もしっかりお持ち帰りさせて頂いた。
源泉  お持ち帰り

過ぎ去りし 
もみじの秋(とき)の
かわらゆの
こころ遺るは
熱きお湯かな

祝日であったが、列車も温泉地も空いていたし、ちょっと俳句と短歌がわっかた様な気がした一日であった。

(ぱんだ)

And Winter Came...草津で風呂入って渋谷で忘年会。

新しくなった湯桶

12月16日(木)久し振りに草津に行く。道の駅の気温表示は-1℃。草津は、真冬である。

草津 湯畑

バスを降りる。寒い。スキー場の匂いがする。直ぐに、万代鉱泉の湯(pH1.7)に浸かる。これぞ、草津の湯である。生気が甦る。

万代鉱泉 万代鉱湯

湯畑の湯桶(ゆどい)が、15年ぶりに新しくなったということで見に行く。

湯畑2

途中温泉饅頭を買い、今度は湯畑源泉の湯(pH2.0)に浸かる。氷点下でも、体はぽかぽかである。

湯畑泉 湯畑湯

光泉寺でお参りをし、渋谷に向かう。駅から浅間山が望める。

光泉寺 駅から浅間山

夜七時半から大学時の友人6人と渋谷で忘年会をする。昔話に盛り上がり、赤ワインを飲み過ぎてしまい、ほうほうの体でなんとか家に帰るも、翌日体調を壊す。酒はちょろりと飲むくらいが良いようである。以降慎むべし。

お持ち帰りの草津の源泉(草津と川原湯の湯は、持ち帰りたくなるほど魅力的)を風呂に入れ、早目に寝たら、今日はすっかり元気になった。恐るべし草津の湯。

表題はエンヤの曲である。彼女を一躍有名にしたBBC放送の「The Celts」の中で、アナウンサーが、エンヤの音楽を「Landscape Music」と評していたが、言いえて妙なりと思った。表題の音楽を聴くと冬の情景が目に浮かぶ。「Visualizing Music」でもある。冬の夜長、赤ワインでも片手にこの曲を聴きながらしんみりとそれぞれの冬を思い浮かべるのも一興と思うが。

忘年会@横浜中華街

北京ダック

12月8日(水)の晩、神奈川眼鏡協会KGKの忘年会が、中華街であった。京急日の出町駅から、紅葉坂の県立図書館でCDを借り、中華街まで歩くことにした。約40分のウォーキングのBGMに、麗君(テレサテン)の中国語バージョンを聞き、頭を中華モードに切り替え会場に向かう。
テレサテン

中国語の響きは美しい。テレサテンの中国語の音楽を聞くと中国語を学びたくなるかもしれない。そう言えば、返還前の香港で地下鉄に乗っているとき、庶民の会話が恰も音楽でも聴いているような心地がしていた事を今でも覚えている。
大学卒業の春、初めて中国に行った時に西安郊外の碑林を訪れた。そこは、漢字が刻まれた石碑が1000枚ほど立ち並ぶ漢字ワールド。そこの石碑に刻まれた漢字が、絵画のような美しさに大きく心を打たれ、漢字の魅力に惹かれる。日本でも、例えば、伝教大師が書かれた漢字を見ると美しく、その清澄さに、心が洗われ、清々しい気持ちになり、漢字の美しさを認識できると思う。
 見て美しく、聞いて美しい。これが、中国語を真剣に身に付けたいと思った動機のひとつにもなっているわけである。
香港~広州 桂林
(1984年初めて中国に行った時の写真)

 さて、忘年会だが、途中いつもの台湾のお茶屋さんで烏龍茶を買い、会場に向かう。今日は、「暴れるぞ!」ではなく「食べるぞ!」

 中華料理は大好きである。美味しい中華料理は、感動する。以前当店が、サニーマートで営業していた時、昼食は、たいていサニー飯店の中華であった。そこの中華は、とっても美味しく、昼食は至福のひと時でもあった。特にそこの餃子は格別で、未だそこより美味しい餃子に出会った事がない。その店もサニーマートの改装時に無くなり、その後ご子息が本郷台で店を出したので、何回か舌鼓を打ちに行ったが、今は、もう無くなってしまい伝説となってしまった。

 今回の会場は、マスコミにもよく取り上げられている某有名店。昨年と同じであったが、前回よりは美味しかった気がする。麻婆豆腐は、辛すぎ。全体の量がちょっと少なかったせいか、帰宅してからおなかがすいてしまったのが、残念。取引先のメーカーや卸屋さん、同業の方々と歓談するが、頭が中華モードになっていたので、久々に中国語を話し、盛り上がった。中でもパーリンホウ(1980年代に生まれた世代)の若者たちと中国語での会話を楽しませてもらう。驚いた事に、彼らは南京事件は知っているが、天安門事件は全く知らないとか。彼の国は、相変わらず、恣意的に都合の悪い事は報道しない、教えないようだ。未だに大本営発表である。私が中国にいた時も、毎日のように、日中戦争、朝鮮戦争のことを、テレビで取り上げており、国共内戦、文化大革命の事は全く触れなかった。おそらく、若い世代は、その頃の事をあまり知らないだろう。しっかり、歴史を勉強せいと助言しておいた。

 甕(かめ)だし老酒が、効いたせいか、宴の後、天津甘栗の売り子になってしまった。甘栗を買っていただいた皆様方にこの場を借りて再度お礼を申し上げます。太謝謝了!

 毒入り餃子事件、尖閣問題、環境汚染、反日教育等等と彼の国は、難儀である。品質の問題もあり、当店もmade in Chinaは、極力取り扱わないようにしておりますが、基本私は、中国の歴史・哲学、中華料理やお茶などには熱い思いがありますので、頑張っている中国人を見ると応援したくなってしまうのです。甘栗の事は、大目に見てつかーさい。お詫びに格好良い漢詩を紹介します。

江山如此多嬌
引無數英雄競折腰
惜秦皇漢武
略輸文采
唐宗宋祖
稍遜風騒
一代天驕成吉思汗
只識彎弓射大雕
倶往矣
數風流人物
還看今朝
(毛沢東が理想を追っていた頃の詩 中国建国前の1936年)

わが国の風土はこのように大変美しく、
無数の英雄たちがそれを前に膝を折ってきた。
だが惜しいことに、秦の始皇帝と漢の武帝はいささか文才に欠けていたし、
唐の太宗と宋の太祖は風流を解しなかった。
かの、一代の天の驕児と言われたジンギスカンも、
ただ弓を引いて大鳥を射ることしか知らなかった。
こういった人々はみな、歴史の彼方へと消え去っていった。
真の風流人を数えたいなら、今のこの世の我らを見るがいい。

毛沢東の像
(北京大学にあった毛沢東の像、私がいる間なぜか撤去されてしまいましたが)

 この漢詩は、私が留学直後、満州の地平線に沈む夕日が見たく、チチハルに行った時知り合いになった、中国人の姑娘が、後日この詩の前半部分を手紙で送ってくれました。その詩を調べると後半部分に上記の詩があり、ほぉ~男子たるものこんな事を言ってみたいものだと感動したものです。ちなみに、前半は中国の北の風情を美しく描写しています。
 歴史を見ますと、言うは易く、行なうは難しのようですが。この詩を、彼の国の政治家に、心して読んでもらいたいものです。

太皇帝
(瀋陽の故宮にて)


婦人用新作フレーム~度の強めの方におすすめ

新作婦人枠

婦人用の新作フレームが、入荷いたしました。サイズは46mmで、目と目の距離が62mm以下の方に適しています。

通常の小さな眼鏡と違いメガネのヨロイ部分が横に張り出していますので、ちょっと顔の大きな方にも、違和感なく掛ける事ができます。レンズの部分が小さくなるので、レンズも大いに薄く軽くする事ができますし周辺の渦も目立ちません。縦幅も32mm有りますので、遠近両用メガネにも対応できます。

上は新作フレーム。下は通常の小さめのフレーム。サイズは、同サイズの46□16です。
小さいフレームとの対比

色は、4色あります。正面のヨロイ部分のアクセントにガラスの飾りがあり、横は七宝で上品かつお洒落な仕上がりとなっております。素材はチタン製で、made in Japan です。

側面ピンク 側面バイオレット


[強度近視の遠近両用メガネのシミュレーション]
右:S-10.00 ADD2.50 左:S-12.00 ADD2.50 プラスチック屈折率1.76 遠近両用レンズ
右耳側の厚み4.4mm 左耳側の厚み5.2mm 総重量17.4g 薄くて軽い
PL1.76遠近

右:S-10.00 ADD2.50 左:S-12.00 ADD2.50 ガラス屈折率1.90 遠近両用レンズ
右耳側の厚み3.9mm 左耳側の厚み4.5mm 総重量29.6g かなり薄い
GL1.9遠近

[老眼鏡用等のやや強度のプラスレンズのシミュレーション]
右:S+4.00 左:S+5.00 プラスチック屈折率1.76 両面非球面プラスレンズ
右中心の厚み2.6mm 左中心の厚み2.9mm 総重量16.5g 薄くて軽い
PL1.76

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